Tier 2 スウェーデン 軽戦車
↑ Strv m/38 + 20 mm akan m/40
初期状態。
これに37 mm kanを搭載する事でStrv m/38の史実装備となる。
↑ Strv m/39 + 37 mm kan m/38 strv
最終状態。Strv m/39の史実装備。
L-60に火力強化を施した制式採用型である為、外観は非常に似通っている。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 325⇒340 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 13/13/13 |
最高速度(前/後)(km/h) | 45/18 |
重量(初期/最終)(t) | 8.71/9.15 |
実用出力重量比(hp/t) | 17.49 |
本体価格(Cr) | 3,900 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称(通常砲) | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
37 mm kan m/38 strv | 22.64 ⇒25.53 | AP APCR HE | 55 78 19 | 40 40 50 | 906 ⇒1,021 | 0.42 | 2 ⇒1.8 | 785 1,150 800 | 200 | 12 800 10 | 84 | -10°/+25° ⇒ -15°/+25° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称(機関砲) | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | |
20 mm akan m/40 | 2/0.3 | 5 | AP APCR HE | 31 59 10 | 14 14 18 | 140 | 0.48 | 2 | 815 1,200 845 | 10/500 | 3 800 3 | 44 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Strv m/38 | 13/13/13 | 32 | 290 | 1,350 |
---|---|---|---|---|
Strv m/39 | 15/13/13 | 35 | 300 | 1,633 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Scania-Vabis 1664 | 142 | 20 | 485 |
---|---|---|---|
Büssing NAG L8V/36 TR | 160 | 20 | 600 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Strv m/38 | 9 | 38 | 2,050 |
---|---|---|---|
Strv m/39 | 10 | 42 | 2,050 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
25 W Sv/1 m/39 | 290 | 34 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
![]() | Class3 | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class3 | ![]() | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 15.96% | 3.8% |
移動時 | 11.97% | 2.85% |
派生車両
派生元 | Strv fm/21(LT/275) |
---|---|
派生先 | Strv m/40L(LT/1,180) |
開発ツリー
20 mm akan m/40 (初期/3,050) | ━ | 37 mm kan m/38 strv (340/8,200) | ━ | Strv m/39 (110/710) | ━ | Strv m/40L (1,065/38,500) |
Strv m/38 (初期/300) | ||||||
25 W Sv/1 m/39 (初期/180) | ||||||
Scania-Vabis 1664 (初期/1,050) | ━ | Büssing NAG L8V/36 TR (330/4,350) | ||||
Strv m/38 (初期/350) | ━ | Strv m/39 (105/630) |
車両に関する変更履歴
v0.9.17 | 新規実装 |
v1.9.0 | 20 mm akan m/40の総弾数を250発から500発に変更 37 mm kan m/38 strvの総弾数を100発から200発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を21%ダウン Strv m/38砲塔時のHPを160から325に変更 Strv m/39砲塔時HPを170から340に変更 |
解説(v0.9.17)
- 火力
いずれの砲も、改良砲塔にすることで俯角が-10°から-15°へ強化される。
2つの砲はそれぞれ異なる長所と短所を持つ為、自分の好みに合わせて換装しよう。- 20 mm akan m/40
初期砲であり、機関砲。
機関砲としてはやや貫通力が高く、単発火力も14と高め。特に課金弾の貫通力は59mmと優秀であり、下手な戦車砲よりも高い。
一方でその課金弾は他国なら普通400Crの所本車は800Crと高額*1である。クレジットに余裕が無ければ、通常弾で貫通可能な敵だけを狙う戦い方をするのも手だろう。
ただし、小口径機関砲としてはやや照準時間が遅く、敵に対して姿を長く晒さなければいけない。
機関砲では珍しくHEを使えるが、この口径では火力・貫通力・爆発範囲ともに低性能であり、搭載する価値は無い。
ちなみに初期状態からでも十分戦っていけるが、改良砲塔に換装しても俯角が強化されるのみである。 - 37 mm kan m/38 strv
Strv m/38の史実砲。
単発砲。こちらも貫通力は優秀であり、格上でも通常弾で困る事は少ないだろう。
威力はそれなり、精度やDPMは平凡だが、射程の短い機関砲よりも安定した戦闘が行える。
課金弾は貫通力78mmとTier2としてはかなり高く、通常のマッチングでは貫通不可能な敵はいない。
- 20 mm akan m/40
- 装甲
車体正面には傾斜があるが、元々の装甲厚が薄く、基本的に貫通される。
37mm戦車砲の3倍ルールに引っかかるほど極端に薄い箇所は無い。
改良砲塔には35mm+裏装甲15mm(裏装甲の無い部分は50mm)と厚めの防楯があり、その部分だけなら同格戦車の通常弾をかなりの確率で防げる。
面積が狭いため確実性は無いが、車体を隠して砲塔を向ければ軽戦車とは思えないほど高い防御力を発揮してくれるだろう。
HPは平均より少し高め。
- 機動性
Tier2としては加速力・旋回性・最高速度ともに悪くない。
BT-2のような快速勢には遠く及ばないものの、それなりに足を活かした行動をとる事も出来る。
- 総論
Tier2戦車として及第点の機動性に加え、スウェーデンらしい良好な俯角を持ち合わせた軽戦車である。
偵察より攻撃の適性が高く、良好な貫通力・俯角で相手や地形を選ばない戦闘が出来るのが最大の長所だろう。
初期状態でも攻撃面のスペック差が大きくないため、乗り出しやすい車輌と言える。
史実
Stridsvagn modell/38(ストリッツヴァグン モデル トレッティオッタ)とは、L-60 C(またはL-60 S)軽戦車の制式採用名である。
ランツヴェルク社は(1930年代初期としては)傑作とも言えるL-60軽戦車を開発していたが、スウェーデン陸軍はL-60そのままの性能では不満を持っていた。
そこでA型、B型、C型の3種の改良型が開発され、その中のC型がStrv m/38として採用された。
Strv m/38は、ベースのL-60軽戦車の武装をデンマーク製のマドセン20mm機関砲から国産のボフォース社製37mm砲へと換装し、エンジンをスカニア社製(142馬力)へと置き換えた車両だった。
L-60軽戦車よりもエンジン出力が落ちてしまったのは、戦車の部品をできる限り自国製へと切り替える狙いがあった。
というのも隣国のフィンランド・ノルウェーがそれぞれ第二次大戦勃発と共にソ連・ドイツの侵攻に遭い、スウェーデンも自国の戦力を自国製で強化しなければならなかったからである。
しかし、すぐにStrv m/38は性能不足が明らかになり、生産数は僅か16両だった。
このゲームにおける改良砲塔はStrv m/39(L-60 SII)である。
これは新型砲塔に換装したStrv m/38であったが、ボフォース社の37mm砲の生産が遅れた事で量産されたのは1939年~1941年の事だった。
20両が生産されたが、装甲の不足は明らかであった。
これに基づいてStrv m/40やStrv m/42の開発が急ピッチで進められていく事になる。
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